ロッキーズは14日、ニューヨークでメッツを4連スィープ
(通算6連勝)。両リーグ10勝一番乗りです。
チームの牽引車は、4番のトロイ・トウロウィッキー遊撃手。
攻守の花形で、このシリーズは4試合連続本塁打。今季の
アーチはすでに7本の単独トップ。打点も14。
打点はブリュワーズのセシル・フィルダー一塁手(15)に
次ぐ量産です。
開幕シリーズは8打数ノーヒット。スロー・スタート
に悩みましたが、登場するときのバック・ミュージックを
「ファイアワーク」から、「ベイビー」(ジャステイン・ビーバー)
の曲に変えてから、一気に開眼しました。
ファンは彼が登場すると”ツウロ!”と、大声援のコール。
これに、見事に応えるのです。
守っても「1人トリプル・プレー(2007年4月29日)
をすでに完成。昨年は遊撃手の最高守備率、最小失策で
ゴールド・グラブ賞を受賞。シルバー・スラッガー賞
も併せて受賞。今や、カル・リプケンの再来、と言われる
ほどのNO・1スターです。昨年は手首の故障で33試合
欠場したのですが、そのハンデイを感じさせない
ハッスルプレーの連続です。
少年時代のあこがれは、ヤンキースのデレク・ジター遊撃手。
ジターと同じ背番号「2」を付けたのも、その夢をかなえたもの
でした。
ロッキーズがニューヨークで4連スィープしたのは、1994年5月30日から
6月1日まで以来、17年ぶりの快挙です。
ナの西地区は連覇を目指すジャイアンツを始め、強豪ぞろい。
明日からホームへ戻り、6連戦。
2回のポスト・シーズン出場は、ワイルド・カードだったので
「今度こそ優勝して暴れたい」トウロの思いがあるのです。
了
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