2014年は、バンクーバー朝日が誕生100周年に
なります。
もう、当時のメンバーでお元気なのは、今回来日
された上西功一さんの他には、ミッキー前川一義投手
のお2人しかいない、のです。他の方はほとんど逝去されました。
上西さんは、今も野球を楽しみ、お住まいのカムループス
市ソフトボール・チームを率いて3年前に来日しております。
シニア・スポーツ大会では、バドミントンの選手で
活躍するなど、とても、89歳の高齢とは思えない
お元気さです。
この日の会合には、アメリカ野球研究の権威、慶応大学
教授の池井優氏も出席、熱心に上西さんに質問されて
いましたし、日米野球交流の歴史の第1人者、アメリカ
野球学会員の永田陽一さんもお見えになりました。
永田さんとは、よく東京ドームの野球体育博物館で
お会いし、いろいろ教えて頂きました。
お2人は野球研究の立派な著書も出版されておられる
ので、今回の会合は、新たな研究の刺激になったかも
しれません。
この会の冒頭に、ビデオ「スリーピングタイガー」
(日本語版)が上映され、「よくこれだけの動画が
集められたな」と、感心するほど、興味いっぱいの絵
ばかりでした。
野球体育博物館の顧問、鈴木龍一さん(横浜国大)が、
熱心に取材されていましたが、「この映画の題名の意味は
何ですか?」と、質問されたとき、司会の後藤さんは
「実は、私も調べたが分からず、制作者のジェリー・オズボーン
に問い合わせたのですが、彼も、分からない、という返事
でしたので、そのナゾを追求しております」と、
不明のままでした。
何故”眠れるトラ”なのか、解明される方が出て
来られるのを期待しております。
了
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