ヤンキースは17日、ジョー・トーリ元監督を、6月26日(日)
ヤンキー・スタジアムで行われる「オールド・タイマーズ・デー」
に招く、と発表しました。
1996年から2007年までヤンキース監督で指揮、4回の
ワールド・チャンピオン、6回アメリカン・リーグ優勝の
実績を誇る名将も、2007年、ヤンキース監督を解任
されてからは、訪れることはありませんでした。
この招待は、17日、MLB副会長に就任して以来、続けている、
フロリダ・キャンプ地訪問の一貫で、ヤンキース
のタンパ「ジョージ・スタインブレナー・フィールド」を訪問
したとき、告げられたものです。
「今はもう、何もヤンキースとは違和感はない。あのとき”グッドバイ”と、
別れた感情は忘れられないし、その複雑な気持ちはどうなるか、
説明も難しい。しかし、ニューヨークは私には決して忘れる
ことはできない土地だ。私にも、家族にも、すべて」と、
力説しました。
この言葉にもトーリの気持ちは分かります。
昨年、スタインブレナー・オーナー死去のとき、ニューヨークに
姿を見せたトーリは、「あのときに比べれば、今回は
スムーズに来られる」とも言うのです。
オールド・タイマーズ・デーはヤンキースは功労あった
OBを招いての祭典で、だれも呼ばれるわけではありません。
式典は当日の試合(インター・リーグのロッキーズ戦。
午後2時5分開始)の前、午前11時15分からの予定です。
「監督時代の”6番”のユニフォームを着るか?OK。
やれ、といわれれば」と、笑いで締めくくりました。
これで解任のわだかまりは解けるのでしょうか。
了
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