昨年は61勝101敗、首位レンジャーズに29ゲーム差も
付けられる大差最下位。5月1日から4位定着のみじめな
シーズンでした。
チーム打率・236、513得点、101本塁打、いずれもア・リーグ
のワースト。4月21日に「1日だけの首位」がありましたが、
4月30日からの8連敗を始め、まさに、惨憺たる1年でした。
途中解任した、ワカマツ監督に代わり、今季は元インディアンス
監督、エリック・ウェッジを迎え、ベンチ・コーチにはロビー・
トンプソン、打撃コーチにクリス・チャンブリス。コーチ陣
も一新したキャンプインです。
しかし、「これでいいのか」と、思うような補強です。
新加入は、DHジャック・カスト(アスレチックス)捕手マイケル・オリボ
(ブルージェイズ)二塁手ブレンタン・ライアン(カージナルス)
アダム・ケネデ(ナショナルズ)ぐらいです。
孤軍奮闘のイチロー(打率・315、42盗塁)と、サイヤング賞
受賞のフェリックス・フェルナンデス投手以外は、これという
選手はおらず、また、苦難の1年になるのは間違いありません。
アリゾナ州ピオリアには、20人の招待選手が参加。
この中に金の卵がいるのでしょうか?
カクタス・リーグでは、昨年は12勝18敗。すでに
危険信号でした。
そえでも、人気はトップクラス。昨年のベスト動員試合は
ピオリアにカブスを迎えた1万3629人。マリナーズは
ドジャースと対戦したカムルバックでも、1万3583人
を集めています。
こういうファンの期待に、今度こそ、応えて欲しい
マリナーズなのです。
了
了
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