これまで、選手を育ては売り(または引き抜かれ)の歴史
を繰り返してきたマーリンズ。このオフも、看板の強打者、
ダン・ウグラがブレーブスへ流出。
しかし、タレントは豊富。「今季は守備を重視し、投手陣
を助ける態勢の下地はできた」と、チャレンジです。
何よりも、明るい話題は、長年、専用野球場がなかった
不便さを解消。ついに、2012年の開幕日には、マイアミ市
ダウンタウンに専用球場(3万7000人収容、開閉式
屋根付き)が完成。念願のホームに移ることです。
今季はその新天地への第1歩を踏み出す、大事な
シーズン。球場は完成にあと一歩。
希望が出たナインのやる気も違うはずです。
昨年、防御率第1位のエース、ジュシュ・ジョンソン投手
(11勝6敗、2・30)は健在。さらに、14勝のリッキー・
ノラスコ、13勝のアニバル・サンチェスも不動。
34歳のベテラン、ハビア・バスケス(10勝10敗、
ヤンキースFA)も加わり、先発陣は十分そろいました。
昨年30セーブのレオ・ヌネスも元気です。
ウグラの後釜は?マイク・スタントン右翼手が
一番手。昨年2Aで21本塁打した、21歳のホープです。
期待は1番・センターに移る、クリス・コグラン。まだ
25歳の若さ。
キャンプ地のジュピターは2003年から9年連続。
ヤング・マーリンズは無視できません。2回も
王座に就いた実績は素晴らしいものです。
了
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