2010年は、開幕から9月15日まで首位をキープ。
最後のサンフランシスコ3連戦も2連勝。最終戦も勝てば
西地区優勝を手にしたのですが、完封負け。ついに「2差」
2位でプレーオフの夢も消えました。
ジャイアンツに12勝6敗、と大きく勝ち越しただけに
本当に悔しいパドレスでした。
投手陣はリーグ2位の防御率、守備率もリーグ2位。
しかし、打線はワースト2位。この得点力不足が、8月26日からの
「悪夢の10連敗」につながり、ジャイアンツの猛追を
許した原因です。
サンディエゴのペトコ・パークは投手天国。ここを舞台に
チーム造りを進めたのは正しいのですが、あと一歩の
惜敗は無念残念。
メンバーは大幅に入れ替え。4番のオールスター一塁手、
アドリアン・ゴンザレスはFAでレッドソックスへ去り、
ただ1人の大砲を失うピンチも、補強は悪くありません。
一塁手は左のホープ(ロッキーズで4年連続20本塁打)
右のカンツー(レイズ)の併用。
さらに、ベテランのオランド・ハドソン二塁手、1番候補、
ジェイソン・バートレット遊撃手、センターに好守の
キャメロン・メイビン(マーリンズ)らが加入。
昨年、大活躍の先発右腕、マット・ラトス、最優秀救援賞
を受賞した、クローザーのヒース・ベル(40セーブ)の投手陣
は健在。ナ・リーグ監督賞に輝いた、バド・ブラック監督
は「新顔は増えて、どうパズルを組み合わせるか、楽しい」
と、自信満々です。
アリゾナ州ピオリアのキャンプは18年連続。波乱を起こす
勢いは十分あります。
了
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