タイガースは10日、春のレイクランド・キャンプに参加する
マイナー招待選手のリストを発表しましたが、この中に、ジム・リーランド
監督の息子、パトリック君(19)も含まれている、ことが分かりました。
「GM、アシスタントGMの選考で、私は決めたわけではない。
でも、まさか、もう息子とキャンプで一緒になるとは、思いもしなかった。
ちょっと複雑な気持ちだ」と、監督は言うのです。
デーブ・ドンブロスキーGMは「キャンプの最初は投手陣が
多いので、受ける若い捕手が多数必要になる。それに
若手に経験を積ませる意味もある。だから、若い捕手を
6人も加えた。監督の息子もその1人」と、説明しています。
パトリック君は、1991年10月11日生まれ、
まだ19歳。身長185㌢、体重90㌔。右投げ右打ち。
メジャーで通用する立派な体躯です。2010年のプロ1年目は
ガルフ・コースト・リーグ・タイガースでプレー。
41試合、打率・219、本塁打ゼロ、12打点の成績でした。
「僕はまだまだこれから。父と何日一緒にやれるか分からないが、
すべては勉強です。監督の存在は意識しません」。
すでにタイガースは2009年の新人、アレックス・アビラ捕手
がスピード昇格しており、今春のキャンプでは、2010年ジョニー・ベンチ賞
(大学NO・1の捕手賞)を受賞した、ブライアン・ホラデーの育成が主目的のようです。
このライバルがひしめく競争の中、パトリック君がどんな成果
を残すか、楽しみです。
了
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