2010年のNO・1左腕投手に贈られる「ウォーレン・スパーン賞」
は、レイズのデビッド・プライス投手が初めて受賞。1月20日、
オクラホマ市で受賞式が行われます。
左腕投手では、史上最多の通算363勝利も挙げたスパーンさんは、
晩年、オクラホマに住み、地元の名誉市民のような存在でした。
式典ギャラはオクラホマ市ブリックタウン・ロータリー・クラブが主催。
ジム・ソープ(五輪で活躍した万能アスリート。地元の英雄)協会
が協賛します。
プライスは、「左腕の先輩、CCサバシーア、ヨハン・サンタナらと
肩を並べる日が来た、のは、本当に光栄。これを励みに
さらに頑張りたい」と、コメントしました。
表彰委員会チェアマン、ビル・ヒックマン氏は「オクラホマ市
にとって、また、新たな偉材の出現は喜ばしい。プライス投手は
2010年オールスター・ゲームのア・リーグ先発投手に
選ばれ、さらに、ヤンキースを倒してア東地区の1位になる
原動力になった。将来、ビック・リーグ都市を目指す
オクラホマ市の期待を高めた」と、声明文を出しました。
スパーン賞の初代の受賞者は、300勝投手、ランデイ・ジョンソン
(1999年から2002年まで4連覇)。次いでヤンキースの
アンデイ・ペティト(2003年)メッツのヨハン・サンタナ
(2004、6年)マーリンズで22勝したドントレラ・ウイルス(2005年)
ヤンキースのCCサバシーア(2007、8、9年)の5人。
1年限りで転落してしまったウィリス以外の左腕は、みな、一流
の実績を残す大スターです。
2007年ドラフト1位入団で急成長のプライス。今季のレイズは
大量流出で地区連覇はピンチですが、プライスは、また
期待に応えてくれるのではないでしょうか。
了
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