インディアンスは年末、新春のイベント、として
外野中央にスノー・ボード台を作り、アイスリンクも
設置した「スノー・デイズ」を、クリスマスから1月2日
まで開催。ファンに「ぜひ来て野球場の臨時雪舞台
を見てください」と、呼びかけています。
インディアンスは、これまで、オフに野球場を解放する
イベントをやったことはなく、1994年以来16年ぶりだそうです。
舞台は左中間の外野芝生にかけて展開。アイススケート・リンク
の他、スケートで一周できる円形リンクも設営。中央には
ジャンプ台のようなスノー・ボードの滑走路も仕上げました。
「オフにもファンを招く行事をやってこなかったのは、これまでの
努力が足りなかった。このイベントは昨年から計画を
練っていた。少しでも喜ぶファンが増えてくれれば、
チケットの売り上げにも貢献できる、と、考えた」
と、カート・スコラス・マーケット・デレクター。
いつもは、フィールドに降りることはできないので
「珍しいから行こうか」と、予想以上のにぎわいです。
昨年の観客動員は、139万1644人。
昨年から37万4598人もの大減少。危機感
いっぱいのインディアンス。今季はやっと4位。
最下位は免れたものの、連日満員続きだった
ころを思うと、今は、大ピンチなのです。
インディアンスの英雄、ボブ・フェラーさんも亡くなられた
ばかり。この悲しみを乗り越えて、新シーズンへ
スパートします。もうすぐ、クリーブランド市も
本格的な雪のシーズンに入ります。
了
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