12月9日、ブエナビスタ(フロリダ州)のリゾート・ホテルで
開催された「ウィンター・ミーティング」は、最終日の「ルール5
ドラフト」で全日程を終了しました。
大騒ぎされたにしては、意外に大物の動きは少なく、注目の左腕、
クリフ・リー投手は、ヤンキース最有力、と言われながらも、
所属していたレンジャーズも諦めず、ついに決着のないまま
持ち越しでした。
この他、クローザーのラファエル・ソリアノ投手、2年前
のサイヤング賞投手、ザック・グリンキー、アドリアン・
ベルトレ三塁手らも、みんな持ち越しでした。
このフロリダの4日間は、各球団の腹の探り合いに終始し、
いつ決まるか、分かりません。
今のところ、快足の外野手、カール・クオロードをエンゼルス
からもぎ取り、7年契約した(総額約19億円、1億4200万㌦)
レッドソックスは、このミーテイングの王者、と、されています。
さらに、パワーヒッターのAゴンザレス一塁手も手に入れ、
今季のパワー不足、故障者続出を一気に解消する
レッドソックスの大攻勢でした。
こんな大金をつぎ込まれては、他球団は、とても太刀打ち
はできません。
何としても、ペナントを奪い返す、意欲が感じられる
レッドソックスのすごさでした。
しかし、オフの補強合戦はこれから。どんな展開に
なるか、注目です。
了
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