ブレーブスは地区シリーズ第3戦試合前、
クローザーのビリー・ワグナー投手と、斎藤隆投手
の登録交代を決断、ボビー・コックス監督は会見で
明らかにしました。
地区シリーズ中の選手入れ替えは原則として不可能
ですが、故障発生のため、MLBは特例で許可。
第3戦に交代OKになりました。
この日は、8回、代打エリック・ヒンスキーの
逆転2ランで勝利目前だったのに、9回は新人
クレイグ・キンバルが崩れ、ブルックス・コンラッド
三塁手がこの日、3度目のエラーも重なり、
2失点。一瞬で連勝を逃す無念の敗退でした。
「もし、ワグナーが健在だったら」と、5万
3284人の超満員のファンもため息でした。
ワグナーは左脇腹痛。とても短時間で回復
できる様子ではなく、コックス監督の心境は
察するに余りあります。
39歳のワグナーは「今季限りで引退する」
と宣言しており、思わぬ事故で現役にピリオドとは、
本人も、さぞ無念、と思います。
通算421セーブ。歴代5位。救援で歴代左腕
1位の1196三振奪取。この名左腕の最後の
舞台は、ついに”ジ・エンド”とは。ブレーブスは
1勝2敗のピンチから、どう苦境を切り開くので
しょうか。
(了)
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