ドキュメンタリー映画制作者の、ケン・バーンズ氏が、このほど、近年の
出来事をまとめ、今の、大リーグのあり方を問う「ザ・テンス・イニング」
を完成。9月28、29の両日、公開されます。
公共映画制作(PBS)の作品で、内容は1992年から、2008年までに
起きた事件を編集し、インタビューをまじえ、今の大リーグが、どう
展開してきたか、を世間に問いかける大作です。
「延長10回」というテーマで、表(1992年から1999年)と裏
(1999年から2008年)の2部作です。
この間、大リーグは何度かの労使紛争を切り抜け、収入が
急上昇、労使協調時代へ移り、大金選手の続出、相次ぐ
新球場の建設、薬物違反の増加、ステロイド時代への
変化を、取り上げています。
バーンズ氏は、かって「ベースボール」(創世記時代から現代までの
ドキュメンタリー9巻)を完成させていますが、その続編の形
で「テンス・イニング」の表題にした、と、思います。
この内容はPBSのホーム・ページに少し紹介されています。また、
バーンズ氏のインタビューも載っています。
グーグルでPBSを検索すれば、分かります。彼が、今の大リーグを
どう捕らえているか、が楽しみです。
了
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