エンゼルス低迷の背景は、他球団を超える移動の多さがある、ようです。
チームのゲーム・ノートによると、ボストン遠征を終えた時点で、今季の移動距離は、
5万509マイル。アメリカ大陸の中央、シカゴにいる、ホワイトソックスは、
エンゼルスの半分以下、2万2832マイルです。リーグ最高の遠征距離、
と苦しんでいます。
この移動のきつさは、故障者続出(延べ15人が故障リスト入り)の原因にも
なるかもしれません。
レッドソックスとの最終戦に、やっと逆転勝利。松井が試合を決める16号3ラン
して、不名誉な「シーズン・シリーズ全敗」こそ免れましたが、これでも、まだ
勝率5割。あと39試合しか残り日程がない、ことを考えると、首位・レンジャーズ
(7ゲーム差)を追い抜くのは至難のワザです。
レンジャースとは、まだ7試合あるので、全勝すれば、不可能ではありませんが、
「これで、悪夢は吹っ切れた。ナインは前進する」
と、マイク・ソーシア監督の強気の言葉通りにゆくでしょうか。
この日は、選手全員のミーテイングを開き、一致団結を誓ったのも、
良かったのこもしれません。西地区は勝率が低いので、地区優勝以外に
プレーオフ出場はまず無理です。
休む間もなく、週末は中地区首位のツインズとのシリーズで、今季初めて
ミネソタ入り。ツインズとは開幕以来(1勝3敗)の顔合わせ。さて
一気に波に乗れるのか?レンジャーズも今4連敗中(今季3回目)のスランプ
なのですが。
了
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