ドジャース専属の実況アナ、ビンス・スカリさんは、8月22日、日曜日の対レッズ戦
試合前、現役引退会見を行う、ことが、明らかになりました。
スカリさんは、1950年から半世紀も、ドジャースの中継を行ってきた、
クーパースタウン野球殿堂入りの名物アナですが、もう、82歳。
「家族と離れて移動、旅行を続け、家庭でくつろげないのは、本当に
つらくなった。もう、お別れのときがきた」と、中継アナから身を引く決意を固めた
そうです。
あの柔らかな、データを駆使した話術の巧みさは、素晴らしいもので、
特に、明瞭な発音は、とても聞きやすく、ファンも多い方でした。
3月、自宅で転び、頭を打つ事故があったので、以後は、移動も
減らし、休養時間を増やしたのですが、「後進に道を譲るために、早めに
引退したい」気持ちです。今季は、最終戦まで、中継放送は続けますが、
ドジャースは、いまや西地区5位に転落。首位・パドレスから11ゲーム差
も付けられる大ピンチ。
あと、残り試合は37試合しかないのでは、プレーオフ出場も絶望です。
ようやく、故障続きだった、ラミレス外野手も戻ったきましたが、スカリ・アナ
に報いる朗報は聞けるでしょうか。
了
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