カージナルスと大接戦を演じている、レッズは、8月6日、週末のシカゴ3連戦
初日に、カブスに3-0で完勝。首位をキープしました。
昨年まで、最下位争いの常連で、9年連続負け越しシーズンに甘んじて
きたレッズは、今季は若手の成長目覚ましく、どのポジションも活気に
満ちているのが特色です。
ホームの「グレート・アメリカン・ボール・パーク」は、打者有利で有名
ですが、今季は、リーク、ボルケス、クエト、ウッドらのヤング投手が進出、
これに刺激された、ベテランのアロヨが、この日は7回をゼロの快投。
12勝目を挙げる力投。「アイアンマン」と、呼ばれる鉄腕ぶりを
発揮しました。
若手を伸ばした黒人監督、ダステイ・ベイカーの老練な指揮ぶりも
見逃せません。就任2年間は負け越しでしたが、これで、今季は
62勝48敗。今季最多の貯金「14」。1999年以来、11年ぶりの
見事な成績です。球団も監督の契約延長へ動き出しました。
最後を締めたドミニカン、コルデロは30セーブ。4年連続、通算6回目
の30セーブ以上になりました。
ファンも首位に立つとともに、一気に増え、先週末のブレーブス戦は
3日間とも4万人を超す大入り満員。開幕当時は、1万人台がやっとで、
寂しかった風景が夢のような賑わいです。
開幕から4ヶ月間、連続勝ち越しの安定ぶり。これは、今季の大リーグ
では、ヤンキース、パドレスの3チームだけです。
来週はホームに戻り、カージナルス、マーリンズを迎えての6連戦。
カージナルスとは9月3日からセントルイスでの3連戦が最後の対決
になります。大きく負け越さない限り、プレーオフ出場は楽しみに
なってきました。
了
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