先月、クーパースタウン野球殿堂入りした、アンドレ・ドーソン外野手を支援する
シカゴの「友の会」が、7月28日、シカゴ市西北郊外のショーンバーグにある、独立リーグ
「ショーンバーグ・フライヤーズ」のホーム、アレキシャン・フィールドで
祝福ソフトボール大会を開催しました。
シカゴ野球殿堂組織委員会は、これを支援。多数のファンが集まり、お祝いの
メッセージを特大ボードに書き込み、ドーソンへ贈りました。
この模様が、殿堂のEメール通信で届きました。
ショーンバーグは人口7万4000人。電子機器の製造などの産業があり、
オヘア空港にも近く、高速290号線が隣を走る土地です。
紺のレジェンド・シャツ(背番号8)を着たドーソンは、ファンに歓声に応え、
とても楽しそうな様子が、写真で分かります。
殿堂の理事長、コニー・コワルさんは「ドーソンはエクスポズからカブスに来て
シカゴのファンに、その全力プレーが愛されてきた、のが、今日の歓迎ぶり
でも良く分かります。このサイン・ボードは自宅へ持ち帰ってもらい、
いつまでも、友の会のみなさんの友情を大切にして欲しい」と、
あいさつ。ファン代表のクリス・カーニーさんが10歳の長男とともに
手渡しました。
この球場は、7048人収容。フライヤーズは1999年からノーザン・リーグに参加して
います。「いつかはメジャーへ」と、夢見る選手のプレーを楽しむファンも多いようです。
ドーソンは、エクスポズから受け継いだナショナルズの殿堂入りも決まり、
8月10日、ワシントンで表彰されました。いつまでもお元気で、ドーソン。
了
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