ヤンキース監督で2連覇した、ラルフ・ホーク氏(90)が7月21日、フロリダ州
ウィンターヘブンの自宅で亡くなりました。
ヤンキースは、22日、ロイヤルズ戦試合前、全員で黙祷を捧げ、ホーク元監督
の冥福を祈りました。
ホーク氏は、現役選手時代は、8年間、控え捕手で91試合にプレーしただけですが、
偉大な監督、ケーシー・ステンゲル氏の後任に抜擢され、1961年は、109勝、
1962年は96勝して、ワールド・シリーズを連覇する実績を残し、途中空白
もありましたが、1973年まで指揮を採りました。
左腕、ホワイテイ・フォード投手が健在で、1956年にパーフェクト・ゲームを
達成した、ドン・ラーセン投手もまだ投げていました。
ヤンキースはこの7月の短期間に、3人もの方が、この世を去っています。
ユニホームの左そでには、場内アナ、ボブ・シェパードさんのパッチを、腰には、
ジョージ・スタインブレナー・オーナーのパッチを着けていますが、今回は
ホーク監督のために、黒のリスト・バンドを巻き、今季いっぱい、
この3つは着用し続けます。
1シーズンに3つもの記念喪章、とは前例がない異例のことです。
この功労者の後押しがあれば、何が何でも優勝しないわけにはゆきません。
22日で、両リーグのトップを切って60勝ラインに到着。今の勢いなら
レイズ、レッドソックスの追求も振り切るのではないでしょうか。
ホーク元監督も天国から、ヤンキース・ナインを激励してくれる、と、思います。
了
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