クーパースタウン野球殿堂入りの選考は、全米野球記者協会員の投票と、
ベテランズ委員会の選考の2つがありますが、7月26日、クーパースタウンの
殿堂委員会は「今後、ベテランズ委員会の選考は、初期(1871年ー1946年)
ゴールデン時代(1947年ー1972年)拡張時代(1973年以降)の3時期に
分けて選考。初期は候補12人、黄金期、拡張はともに10人ずつの候補を
挙げ、投票(委員16人、4分の3以上の賛成が必要)します」と、明らかに
しました。
初期の選考委員会は、12月7日からオランド(フロリダ州)で開催される
ウィンター・ミーテイング会場で行います。
ゴールデンは2011年、拡張は2012年に時期をずらして選考する予定です。
これで、すべての年代をまとめ、一度に会議するよりは、より集中して討論を
行えることになり、多くの埋もれている人材を殿堂入りさせることが
できる、と、いう方針です。
選手は現役10年以上、引退後21年以上、監督、審判、エキゼクティブ
は10年以上の経験を持ち、引退後5年以上が資格者になります。
しかし、これでどこまで選ばれるか、難しい、と思います。
選考委員は大半は殿堂入りの方と、歴史家、エキゼクティブで構成され
ますが、いつも意見は対立、まとまらないのが恒例だからです。
こういう方々は自己主張が強く、なかなか意見の一本化ができません。
今度はどんな結論が出るのか、楽しみにしたい、と思いますが。
了
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