ベースボール・ラリンクアリー(野球の宝石箱)理事会は、今年度の「ヒルダ賞」
受賞者にクリーブランドのシスター、インディアンスの熱烈応援で知られる
メアリー・アザンプタ・ザバスさんを、「トニー・サリン記念賞」には、ミネソタ在の
作家、スチュウー・スロンリーさんを選びました。
ヒルダ賞は2001年から制定され、各地で応援活動を広げているサポーター
を表彰しています。ヒルダさんはニューヨーク・ブルックリンのエベッツ・フィールド
の外野席に陣取り、カウベルを打ち鳴らし、ドジャースを応援していた女傑で、
ヒルダさんの像はクーパースタウン野球殿堂にも展示されている、伝説の人物です。
「アメリカ各地には、こういう熱烈ファンは数多くいる。その方々の功績を称えたい」
とラリンクアリーが探し出して、毎年表彰しています。
サリン賞は、野球の歴史家、で長年努力を重ねてこられた、サリンさんを
記念して、各地の作家を訪ね、功績を称えている表彰です。
スロンリーさんはミネソタを本拠に、マイナーを始め、この地区の野球の歴史
を明らかにしてきた方です。
2007年からツインズの公式記録員も担当。ミネアポリス地区の”生き字引”
とも言われている人物です。
表彰式は7月18日(日)パサディナ市公共図書館講堂で、午後2時
から行われます。
本年のメイン表彰は、ケイシー・ステンゲル(元メッツ、ヤンキース監督)
作家のロジャー・エンゼル、最多安打保持者のピート・ローズの3氏。
果たしてローズが姿を見せるのかどうか、同理事会は明らかにして
いませんが、現れるのを楽しみにしましょう。入場無料。だれでも参観できます。
新しいニューズが来れば、すぐに、お知らせします。
了
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