快調に首位を走るのが、ア・リーグ中地区のツインズです。
13日の日曜日、第10週終了現在、2位・タイガースに2・5ゲーム差を附け、
新設のホーム「ターゲット・フィールド」の効果は100%です。
ホームでは21勝12敗。負け越したのはヤンキース、ブレーブスの
2シリーズだけで、スィープが2回、勝ち越したのは5シリーズ。
実に見事な成績です。これも、連日満員続きのファンの後押しが大きい、
と、思います。
MLBデータ室の発表によると、13日現在で、128万7046人を動員、
平均3万9001人はリーグ3位の動員率なのです。チケットはいつも
売り切れ。毎試合満員のボストンのフェンウェー・パークと、
肩を並べるほどの人気は、新球場効果がはっきり、と現れています。
このペースで行けば320万人も突破する、チーム動員新記録は確実の
勢いです。
すでに4万人以上も2回記録しているツインズ。心配された雨、雪の
中止は、5月7日のオリオールズ戦1日だけで(あと、降雨サスペンデド
が1試合)天気も味方してくれたようです。
ここは上空に風がうずまいているため、ホームランが出にくい特徴がある
「投手天国」の野球場です。
「夏場にどう風が変わるのか、まだ、分からないが、ここは、ホームランが良く出る
ヤンキー・スタジアムとは違うのははっきりしている。
ターゲット・フィールドの特徴をフルに生かした野球を進める」
と、ロン・ガーデンハイヤー監督はコメントしています。
そして、もう早々と、来年1月の「ファン・フェスト」日程も、12日に
発表しました。
寒さを考慮して会場は、昨年までのホーム「メトロ・ドーム」。1月28日
から3日間、ツインズ・コミュニテイ基金主催で選手とファンとの
交流イベントを開催します。
この時期は雪の季節ですが、ファンには待たれるイベントになる
ことでしょう。
了
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