インター・リーグは、6月27日終了。今季もアメリカン・リーグが優勢。
134勝118敗で勝ち越し。通算成績も1808勝1652敗の勝ち越しでした。
これで7年連続の勝ち越しで、年々その差は広がるばかりです。
ナ・リーグだ勝ち越したのは7チームだけ。10勝以上も2チーム(メッツ、
フィリーズ)しかありませんでした。
ア・リーグはホワイトソックスが15勝3敗で1位。パイレーツ、ナショナルズに
スィープ3連勝を始め、恒例の「シカゴ・シリーズ」は、ホーム、ロードともに
2勝1敗。カブスに勝ち越しました。下位球団ばかりではありません。
東地区首位のブレーブスを迎えてのスィープは、ツインズ、タイガースの首位争いに
食い入る土台になる、会心の勝利でした。この間、11連勝もしています。
ホワイトソックスに続くのは、西地区首位を行くレンジャーズ。14勝4敗。
5番のジュシュ・ハミルトン外野手は、21試合連続安打。このインター・リーグは
打率・472で快進撃の主役になりました。
ナ・リーグのベストはメッツ。「地下鉄・シリーズ」ヤンキースとの6試合は、
ともにホームで勝ち越し。3勝3敗の五分でした。
主役は24打点を挙げたデビッド・ライト三塁手。ブレーブスを激しく追う
快打を連発しています。
不振の代表はパイレーツ。わずか2勝13敗。もう最下位に定着して
動きません。アストロズも3勝12敗の悪さ。意外なのはドジャース。
4勝11敗。せっかく首位へ立ったのに大きく後退しました。
インター・リーグは観客動員もアップ。両リーグで837万9834人を
動員。平均3万3253人は、公式戦の17・8%ものアップになりました。
投手では4勝0敗の左腕マーク・バーリーがホワイトソックスの進撃の
エースでした。
了
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