今年43歳の現役最年長内野手、ホワイトソックスのオマー・ヴィスケール
内野手が、今季限りの現役引退を明らかにしました。
本人は、今、個人的な事情で、チームを離れ、マイアミへ戻っていますが、
先週「もう、これが最後かな、という気がする。ユニホームを
脱ぐときは来た、のかも知れない」と、コメントしていたのを見付けました。
正式に会見、したわけではありませんが、ユーテリティ内野手として
「若手の面倒を見て欲しい」と、入団を勧誘した、オジー・ギェン監督は
「本人が望むままやらせる。彼に限界などはないよ」と、信頼しており、
今季は本職の遊撃手の他、二塁、三塁もこなし、この2年間、
ノーエラーの好守は健在です。
最後にエラーしたのは、2008年9月14日、サンディゴの試合。
この間、遊撃44試合、三塁34試合、二塁22試合をこなし、
全く名人芸のグラブさばきは衰えを感じません。
控え内野手の存在ですが、10日のタイガース戦では、
今季第1号アーチ、スクイズまで決めるワザも見せ、ファンを喜ばせました。
43歳以上の選手が本塁打したのは、ジャイアンツを引退した
バリー・ボンズ外野手が2007年に記録して以来、3年ぶり
の快挙です。
目下、首位・ツインズには、8・5差も離されているホワイトソックス
ですが、オジー監督は、諦めてはいません。
最近は打率3割を超える好調で、通算2724安打は、スィッチヒッター
では歴代4位。チーム・ノートの広報発表では”エイジレス・ワンダー”
と、年齢を超えたヴィスケールの頑張りを賞賛しています。
了
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