サッカーW杯開幕前の時間を利用して、今、ケンタッキー州の
ルイビル市にいます。
ここは「ケンタッキー・ダービー」の競馬場があるので有名ですが、歴史が
古い「ルイビル・スラッガー・バット製造工場」があるのでも、広く知られており、
ルイビルの野球の歴史は古いのです。
背景にオハイオ川が流れる、ルイビル・バット(3A)の球場は、
ダウンタウンの東にあります。市内の中心地から、楽に歩いてゆけます。
煉瓦づくりの立派な野球場で、チケットは最高の席でも10㌦。
大リーグとは比較にならない値段で買えました。
このところ、気温28度以上の猛暑ですが、風がさらっとしていて、
しのぎやすいので助かります。
この球場の正面広場に、ドジャースがブルックリン時代にプレーしていた
ピー・ウィー・リーズ遊撃手の銅像が建っているのを発見。彼は、ルイビルの
出身で、ドジャース時代には、ジャッキー・ロビンソンのデビューを
後押しし、黄金時代を築いた名選手でした。
ホーナス・ワグナーもルイビルの育ちで、名選手が数多く巣立った、
名門球団なのです。
メイン・ストリートには、大スターのバットが飾られた「ウォーク・オブ・フェイム」
が並び、これらは、憩いのベンチに立てかける形で、置かれています。
緑の樹木が茂り、ベンチには花壇も配置され、ところどころには、
アート・ワークも展示され、ルイビル市の街並みは、本当に良く
手入れされた、環境の美しい町です。
(了)
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