ベースボール・ラリンクァリー(宝石箱)の理事長、テリー・キャノンさんから
「4月13日から約1ヶ月間、トム・ラソーダ元監督の展示会を行いますから、
お出かけください」と、Eメールが届きました。
その場所はカリフォルニア州南西部に位置する、ポモーナ市の公共図書館展示室。
この都市は柑橘類の産地で知られ、オレンジなどが豊に実る町で、果物缶詰の生産
も盛んです。人口約13万人の小都市ですが、ミサイルも製産している、ことでも
知られています。ポモーナとはローマ神話の「果実の女王」から取り、1888年に市に
なった(研究社・アメリカ地名辞典)と、言われています。
アスレチックスを倒して王座に着いた1988年の監督。ドジャースは以後、全く
ワールド・シリーズにも出ていません。その伝説の英雄を、写真、絵、
賛否のエッセイ、などで取り上げる計画で、ちょっとパロデイじみた感じも
する展示会です。必ずしもラソーダ賛歌ではないようです。
いつも、ユニークな展示をやっている、ラリンクアリーらしい企画ではないか、
と、思います。
5月15日には午後2時から「トミー・ラソーダ・デー」の特別集会もあります。
この日のイベントは、男女を問わず、ラソーダ・スタイルの仮装で登場する
コンテストがメインです。
「野球文化を楽しみたい」ラリンクアリーのイベント企画は面白いものです。
「私とラソーダ」のエッセイは公募し、2点が当選。「好き、嫌い」で、書いた
ものは、オヤオヤ、という内容のようです。
ラソーダ監督は来るのか、どうか、何も書いてありませんが、もし、見えたら
何と言うか楽しみです。ご本人もジョークは大好き。やられても平気。すぐ
やり返す人ですから、見物ですね。
この会合のタイトルは「ラソーダパローザ」。辞書にも出ていない造語です。
もし、さらに内容が分かったら、お知らせします。
了
コメント