インディアンスは、2009年はロイヤルズと最下位(4位タイ)を分けるのがやっとで
単独最下位こそ免れましたが、どん底に落ちたチームの再建へ、エリック・ウェッジ監督
を解任、新たに、ナショナルズを辞めたマニー・アクタ監督を招聘。コーチ陣も
一新して今季に臨みます。
支配下選手40人の平均年齢はMLBトップの若さ、26・25歳。監督以下、フレッシュな
メンバーになりました。ベースボール・アメリカ誌推奨の「トップ・プロスペクト100人」
の中に5人も入り、みな、キャンプでベンチ入り目指して激戦です。MLBの
一番手に推されているのは、ドミニ出身の24歳捕手、カルロス・サンタナ。
昨年は2Aで23本塁打、97打点のパワーを見せ、イワン・ロドリゲスの再来、
とも期待されています。
レッズと同じグッドイヤーでキャンプ中。14日(日)終了現在、5勝2敗で
カクタス・リーグの首位に立つ健闘ぶりです。
そのリーダーシップ、先頭に立つ指導力を買われるアクタ監督。
オープン戦は4月3日のレッズ戦(カクタス最多の6試合対戦)でグッドイヤーを打ち上げ、
クリーブランドへ戻ります。5日の開幕はシカゴ。インディアンスはキャンプ中、
メイン球場と育成基地練習場との往復シャトル・バスを運行。便宜を計らっています。
基地から歩いても楽に行ける距離ですが、そのサービス精神がいいですね。
大物スターが相次いで去り、若手の成長を待つインディアンス。中地区3強に
食い込むことはできるでしょうか。
了
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