エンゼルスは開幕まであと10日、に迫っているいま、不振から抜け出せないまま
ピンチの状態です。昨年まで春のオープン戦は5年連続勝ち越し。昨年は
26勝8敗の圧勝の勢いで公式戦も地区連覇でした。
ところが、今春は2連勝が1回しかなく、3月26日現在、7勝13敗2分け。カクタス・リーグ
ブービーの惨状。これでは地区Vも?ではないでしょうか。
打線も3番・ハンター、4番・松井、5番・モラレスのトリオがそろったのは今週末から。
エーズ、ラッキーを失い投手陣も苦戦。強打・ゲレロもレンジャーズへ去り、
フィギンスもマリナーズへ。そのアナ埋めは容易ではありません。
日本の新聞は松井の行動しか報じていないため分からないでしょうが、
その内容は安心しておられないのです。
何しろ、エンゼルス担当記者は3人、MLBコムの記者が1人。あとは日本人メディア
が40人(テレビ、写真も含む)もいる異様な取材風景では、エンゼルスも集中できず
迷惑なのではないか、と、心配しています。
テンピ・ディアブロ・スタジアムは1968年オープンの歴史ある野球場。
収容9785人。2006年に2000万㌦の工費で改修。最新設備が整う
立派な施設です。エンゼルスはここで18年目。この”松井騒ぎ”が収まらないと、
開幕は一丸になれるのでしょうか。
了
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