レンジャーズとロイヤルズが同居する、サープライズのキャンプ地は
「レクリエーション・キャンパス」と呼ばれ、メイン球場の「サープライズ・スタジアム」は
収容1万714人の立派な施設です。
ここに、練習場、サブ・グラウンド、室内フィジカル施設を建設。
アリゾナ教育リーグの球場もあります。テニス、ラケットの施設も併設。全米テニス
のプロ・ツアーも行い、年間、テニス行事も盛んに行われています。
いわば、新興のスポーツ・タウンです。メジャーのキャンプの誘致にも成功しました。
レンジャーズもロイヤルズも同時に移転。ここで8年目になります。
グレイター・フィニックス圏の一画でグレンデールの北西。他のアリゾナ・キャンプ地
からやや離れてはいますが、車で20分もあれば到着します。
マリコパ・カウンテイはこの土地を開発。「定年退職した人の安住の地に」と、大宣伝し、
1990年代から人口は約3倍の急増。今は10万人を超える勢いの
住宅地です。
両球団をサポートする「サンダンサーズ」のボランティア組織が生まれたのは
2002年。両球団がキャンプインする1年前でした。
ここに住むリタイアの会員750人がチームの世話に働いています。
みなさん、そろいのユニホームで動き回り、支援会員はさらに増えています。
2月28日にはファン・フェスタも行い、3月6日にはドッグ・デー(愛犬家の集会)
も開催しました。右翼スタンドにある「パーティー・デック」には20㌦
で飲食自由のスタンドがあり、強烈な太陽を避けた屋根付きのテントで楽しめます。
3月30日は「レディズ・デー」。女性優遇のサービス・デーです。
昨年サイヤング賞に輝いたザック・グリンキー投手は今季も健在。2勝を挙げ、
開幕投手へ調整は順調です。
日本ハムからロイヤルズ監督に転身した、テリー・ヒルマン監督は、最下位
脱出へ勝負の3年目です。
了
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