ツインズの看板捕手、ジョー・マウアー捕手が3月21日、契約延長、年俸総額
1億8400万㌦(約166億円)の超巨額で8年契約にサイン。
今のMLBでは、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス三塁手、デレク・ジター遊撃手に次ぐ
高給スターになりました。
平均年俸2300万㌦。今季で契約が切れるため「ツインズは再契約は
無理?」とも言われていましたが、そんな財政ピンチ説を吹き飛ばすような
超大型契約が成立するとは、だれも驚きました。
この契約には「フル・ノー・トレード」条項も盛り込まれ、
「どこにも行かない」こともはっきりしています。
首位打者3回、MVP。守備も抜群。何一つ不足はない地元のスターです。
しかし、ツインズの悲報は守護神、ジョー・ネイザン投手のひじ手術。
3月20日に投球テストした結果「トミー・ジョン手術を受けるしかない」結論に
なりました。断裂した右ひじの腱に、左ひじから腱を移植する手術で
リハビリを計算しても、再起は早くても1年後、にもなる難しい手術です。
2004年から通算246セーブ、MLB一番の実績を残してきたクローザーも
やはり不死身ではなかったのです。昨年も自己ベストの47セーブ。
絶対の信頼感があった投手を失う痛手は大きいのではないでしょうか。
ツインズの新ホーム「ターゲット・フィールド」もオープン間近。
明暗のニューズでした。
ナショナルズのドラフト1位指名投手、ステファン・ストラスバーグ(21)は、3月20日、
マイナー2Aのハリスバーグからスタートに決まり、マイナー落ち。と言っても
不調ではなく、「2Aで十分投げた方が成長が早い」と、首脳陣は判断した
ようです。開幕に勇姿を見られるか、という期待は外れました。
また、ドジャースの名物アナ、ヴィンス・スカリさんは自宅で転び、頭を打って
入院する騒ぎがありましたが、大事にならずすぐ退院。3月21日、ドジャース
のグレンデールに現れ、インディアンス戦をラジオ放送しました。
もう82歳の高齢。今年はロサンゼルス地区だけ、の限定放送の予定で
慎重に行動されるそうです。
あの分かりやすい放送が再び聞こえるのは、本当に良かった、と、思います。
了
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