このコラムでお知らせしたように、MLBコムは2月13日、「2014年のクーパースタウン
野球殿堂入り投票候補に野茂英雄投手が候補に入った」と、伝えました。
この14年組はまさに豪華メンバーです。
通算355勝、15勝以上17年間のグレッグ・マダックス投手、5年20勝、通算305勝
のトム・グラビン。ともに、ブレーブス黄金コンビです。
さらに、引退を表明したばかりのフランク・トーマス一塁手は通算521本塁打のパワー、
2年連続MVPの実績があります。17年間、ナMVPのタイトルを始め、
ベスト二塁手のジェフ・ケント。
この4人がすべて当選すれば、資格1年目で初めての歴史的なことになります。
これまでは1年目で最多当選は3人。1999年、ノーラン・ライアン投手、
ジョージ・ブレット三塁手、ロビン・ヤーント内外野手のときだけです。
他の1年目候補者はモイゼズ・アルー外野手、ルイ・ゴンザレス外野手、
マイク・マシナ投手、ケニー・ロジャース投手、と、多士済々。
この中に入って野茂投手も候補に挙がったのです。
MLBコムでは、「日本人のメジャーへの門を開いた功労者。2回もノーヒットノーラン
を記録。123勝利を挙げた歴史的人物」という高い評価です。
マダックスやグラビンを相手に得票するのは難しい、とも思いますが、
今の現役記者は野茂の活躍は記憶にあるはず。何票入るか、2014年1月
の開票を夢見ています。
了
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