放送マンの殿堂入り候補者、１０氏から選考

クーパースタウンは1月２０日、今年度のベスト放送マンに贈る「フォード・フリック賞」

の候補者10氏を発表しました。選考委員会の投票で1人が選ばれ、

2月1日に発表予定です。

すでに全米野球記者協会投票ではアンドレ・ドースン外野手1人が選ばれ、

ベテランズ委員会の選考でダグ・ハーベイ審判、ホワイテイ・ハーゾク監督

の2人が当選しています。

放送は１０年以上のキャリアがあり、長年ＭＬＢ放送に功労があった人物が選ばれます。

今年度は有力視されている方は、ドミニカ出身でＭＬＢの「ボイス・オブ・スペイン」

ともいわれるベテラン、ビリー・ベロア氏が有力のようです。１９８７年から２００４年

までポストシーズン、オールスターのスペイン語放送を担当、ドミニカでは

５０年間も野球中継に関わり、カリブ・シリーズ、五輪、ボクシングも担当、

１９９８年１０月１７日には「ドミニカ・スポーツ殿堂」入りしている、カリブでは

知らない人はいない実力者です。

他の候補者はスキップ・ケリー（ハリーの孫）ジョー・ナックスホール（レッズ

の担当アナ）ハーブ・スコア（インディアンスの左腕投手、故人）らが挙げ

られています。

ベロアさんは２００７年１０月７日、亡くなられました。御霊前に朗報は

届くでしょうか。

了