カージナルスの地元ファン集会「カージナルス・ケア・ウィンター・ウォームアップ」
はセントルイス市ダウンタウンのハイアット・リージェンシー・ホテルで開催されましたが、
注目のマーク・マグワイア新打撃コーチの会見は、わずか6分間、しかも、廊下の
立ち話、という変則の形でジエンド。ついに真相は分からずじまいでした。
すでに、MLBTVのインタビューで謝罪し、17日も満員のファンの前で「ステロイドは
使ってはいけません。私は大きな過ちを犯した。私のミスから学んで欲しい。特に
子供たちは絶対にいけない。私の誤った道を歩まないで欲しい」と、訴え、ファンから
大きな拍手を浴びました。
この日はセーターにジーンズ、ランニングシューズの軽装で、壇上ではなく、
ファンの前に進み出て話したのです。
しかし、記者に囲まれると、ガードマン、警察が堅くガード。みんなが聞きたがった
カンセコの批判(マクガイアは本当のことを話していない)には一切応えず、
「これからはコーチの仕事に専念するから」と、宣言。すぐ、ブッシュ・スタジアムへ
向い、コルビー・ラスマス、ライアン・ルドイックの2外野手のアドバイスを始めました。
「ステロイドの話は封印」という姿勢なので、今後も、使用について語ることは
ないでしょう。
選手はマット・ホリデー、アルバート・プーホルズの両巨砲も
「彼の経験深いアドバイスは聞く」と、就任を歓迎しています。
「私はいつも一番先に来て、一番最後までいる。私の知識のすべてをみんなに
伝えるために」と、明言しているマック。謝罪した以上、過去は問わない
カージナルス。これでうまく行くことを祈ります。
了
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