ツインズが約3年間を掛けて工事していた、新専用野球場「ターゲット・フィールド」
がついに完成。1月4日、関係者を招いてお披露目されました。
ミネアポリスのダウンタウン北部の一画に建てた野球場で、総工費は予算をオーバー、
約5億5000万㌦(約512億円)。このうち、4億2500万㌦は地元のヘネピン郡住民
が15㌣の消費税増税負担でまかない、残りはツインズのオーナー、ポーラド一家が負担、
新たに設営された「運営委員会」が球場を運営、ツインズが借りる形を取ります。
全容を見せたターゲット・フィールドは4階建てのニュールックを見せ、ダウンタウンの
町並みにすっぽり収まる見事なものでした。
新装なった内部を巡回した、ツインズのガーデンハイヤー監督は「すべてゴージャス!
ビッグ、レアリー・ナイス!ついに我が家を得たのは感激だ」と、興奮したコメント
でした。
クラブハウスも広々として雰囲気が明るく、監督は、とても気に入ったようです。
新球場の公式戦第1戦は、4月12日、相手はレッドソックスの好カード。
公式戦のホーム開幕へ、あと98日もあります。予定より早い完成は、
「これで十分準備はできるゾ」と、関係者を喜ばせました。
この日は好天でしたが、開幕時には、雪に見舞われる危険もないではありません。
屋根が一部しかないので寒い時期にはファンにはどうなるのか。
まだ分かりません。
公共交通機関も完備。ライトレイルの鉄道や、バスも球場に隣接します。
ダウンタウンからは歩いて行けます。その便利さは格別です。
ここが、投手に有利なのか、打者天国になるのか。まだ、だれにも未知数の世界です。
長い間、NFLバイキングスとの共存に我慢してきたツインズが、とうとう手にした
専用球場です。みなさん、ツインズを応援しましょう。
了
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