メッツは1月19日、メッツ新殿堂に4氏を加え、8月1日(日)のダイヤモンドバックス戦
試合前、表彰式を行う」と、発表しました。
4人は1986年の優勝メンバー。エースのドワイト・グッデン投手、
4番のダリル・ストローベリー外野手、デービー・ジョンソン監督、フランク・カッシェンGMです。
4氏はいずれも健在で、メッツはすぐに電話会見をアレンジし、
4氏はこもごも喜びを語りました。
「私の心はいつもメッツにある。いつまでもこの仲間とプレーした時代は忘れられない」
と、グッデンは晴れ晴れとした声。ストローベリーも「私はメッツを離れたときが一番
寂しかった。ついに戻ってきたんだ」と言いました。
ジョンソン監督は今季、クーパースタウン入り候補に上がり、惜しくも野球殿堂入り
はかないませんでしたが「私の時代はFA選手とはだれもサインせず、
すべて、マイナーから昇格した選手で闘った。どう生きるか、を見据えた
カッシェンGMの成果だ。私は名GMと共同でペナントを取れたのを誇りに思う」と、
話しました。
今年88歳になる元GMのカッシェン氏は「球界を引退して長いが、
あの時代を築いた若者が成功してくれたのは本当にうれしい」と、いう発言でした。
今年度の殿堂入りは2002年のトミー・エイジー外野手以来、8年ぶりに
なります。これでメッツ殿堂入りは25人になりました。
「なぜシェイ球場にあった殿堂をシテイ・フィールドにも飾らないのか」と、
ファンの抗議が多く、やっと腰を上げたメッツ。
球場内外の道路、入り口に功労者のネイミングも行います。
これで、やっとヤンキー・スタジアムに負けないものができそうです。
8月1日は4氏そろってフィールドで受賞式、掲額セレモニーにも出席する予定です。
4氏がその日まで元気でおられることを祈りましょう。
了
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