「野球の宝石箱」ベースボール・ラリンクァリーの本年度殿堂入り表彰式は、
7月18日(日)ロサンゼルス市パサディナの中央図書館で行われますが、
会員投票の新候補者10人が挙がり、理事長・テリー・キャノンさんからEメールが
届きました。
全部の候補者は50人にも上りますが、今年度選定された新顔は、知らない方
も多く、「クーパースタウンの選考とはひと味違うユニークなピックアップ」と、
キャノンさんは自画自賛しています。
会員は25㌦の年会費を払えばだれでも入会できます。投票は5月に締め切られて
開票されます。
新顔は作家のロジャー・エンジェル(雑誌ニューヨーカーに野球記事を連載。
著作も多くファンも多いベテラン)1960年代のナ・リーグ一流投手、
スティーブ・ブラス、マリナーズを引退したカリスマ外野手、ジェイ・ビューナー、
「カード収集家の父」と言われるジェファーソン・ブドウィック、”メキシコの
ルース”と呼ばれ通算450本塁打したへクター・エスピノ、第1次世界大戦
で散ったエディ・グラント内野手、キューバの親善大使、カラド・マレロ、
第2次対戦の従軍作家、フィリーズのキャンプにも参加したフランク・
ロアークク、今は追放の身だがピート・ローズ、1960年代の
盗塁王、モーリ・ウィルス、の10人です。
選考がユニークなので会員の投票は分散する、と予測され、「当選者ナシ」
の危険性もあります。
当選者は独特の額に入った額を贈られます。この図書館の中央リーディング・
ルームの展示ウィンドーにも飾られます。
だれが当選するのか?成り行きを注目したいイベントです。
了
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