シカゴの繁華街、ミシガン・アベニューの公園内に建てられていた、カブスの伝説アナ、
ジャック・ブリックハウスさんの銅像は傷みが激しく、修復作業されていましたが、
11月に完了。旧位置に戻って据えつけられました。
ブリックハウス・アナは、カブス初期の実況アナで、シカゴのファンに愛され、
長く親しまれてきました。放送界の功績があった人物に贈る「フォード・C・フリック賞」
を1983年に受賞。クーパースタウン野球殿堂入りしています。
その功績を称える胸像は、マイクの前に立ち、しゃべる姿を映したもので、その土台
の石には、キャリアを称える追悼文と、正面土台には、放送スタイルのスケッチ漫画が
描かれています。
しかし、ミシガン・アベニュー一帯は交通量が激しく、そのため、像も次第に
汚れ、台座の補修も必要になり、取り外して修復しました。この経費約1万2000㌦
(100万円)の資金供出援助に、シカゴ野球博物館がサポート、1㌦拠金を呼びかけ
約半分の資金が集まり、11月5日、ブリックハウス未亡人、パトリシアさん
を招いて、カブス関係者、博物館役員が集まり、再建セレモニーを行いました。
実は、シカゴ野球博物館もまだ、建設のメドは立たず、資金募集中ですが、
この善行が建設へ、いい運動になるのではないでしょうか。
これは、同博物館のEメール通信で送られてきたニューズです。
同博物館はカブスのOBで、クーパースタウン野球殿堂入りしている
ファーガソン・ジェンキンズ投手が出席する「ピッチ&ヒット・クラブ」受賞パーティー
にも協賛、2010年1月17日、シカゴ・コンベンション・センターで開く
ことになっています。
いろいろの野球博物館ニューズはホームページ(www.chicagobaseballmuseum.org)
にアクセスすれば分かります。建設へ努力中の博物館を応援して欲しい
ものです。
了
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