この博物館は、ファッションアイランドの丘へ登る入り口、ニューポート・センター・
ダライブ交差点の東角のビルにあります。
地元の大手銀行「ラ・ホヤ」(LA JOLLA BANK)のビル1階の半分のスペースと
地下展示場に、びっしりと、様々のスポーツ記念品が展示されています。
「ローカルの博物館ぐらいか」と、思っていましたが、どうして、どうして、これほど
の貴重な収集品があるとは、まさに、驚きでした。
玄関入り口のセッティングは、さすが南国。椰子の木が茂り、花が咲き、快く
来館者を迎えてくれます。
入り口の広場には、4体の少年スポーツマン群像が置かれています。作者は
すべて同じ。ティム・デビッドソン氏。制作の年代は不明ですが、ほぼ、同じ
時期に制作したもの、と、推定されます。
どの少年もチームの主将ナンバーを付け、実に真剣な表情が感じ取られ、
凛々しいユニホーム姿は素晴らしい作品です。
入場料は無料。「ドネイション(お志、献金)歓迎」と、入場カウンター
の女性館員は微笑みます。私は1㌦をガラス瓶に入れました。
いや、場内の展示のすごいこと、床から天井まで、びっしりです。
驚いたことには、奥のトイレにまで、写真、ユニホーム2着が飾られていたこと
でした。それほど、もう、展示するスペースがないのです。
「これが、広々とした環境にあり、歴史的に意味付けられ、学習の参考
になる展示になっていれば、見学する地元青少年へ、夢を与える、
もっと優れたスポーツ博物館になるのに。惜しいな!」と、
うなるほどの収集品の数々でした。
了
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