来年7月25日、クーパースタウン野球殿堂入りする候補選手、26人が
11月27日、選考委員会から発表されました。
現役引退後5年で資格を得た新顔は15人います。
新顔で、ファンの記憶に残るスターは、DH一筋にマリナーズで18年間プレー、
首位打者2回、通算309本塁打、7回オールスター出場のエドガー・マルチネスが
最有力です。人柄も良く、人望があったので、最多得票の可能性はあります。
他に12回オールスター出場、ゴールドグラブ賞受賞10回のロベルト・アロマー二塁手、
19年間、オールスター出場12回のバリー・ラーキン遊撃手、通算493本塁打
のフレッド・マグリク一塁手もいます。
おそらく、投票はこの4人に集中するでしょうが、果たして規定の75%以上の
得票を得られるか、何とも言えません。
今回9度目になるアンドレ・ドーソン外野手は昨年は44票足りませんでした。
13回目になる、バート・ブライルベン投手は昨年あと67票及びませんでした。
もし、票が散ると、またも見送りになるかもしれません。
すでに3回も連続落選のマーク・マグワイア一塁手も、カージナルス
の新打撃コーチ就任したのに、未だに会見も行わず、沈黙したまま
で薬物使用の謝罪もないままなのは、マイナスです。マックの得票は年々減る一方。
今回も多難です。
全米野球記者協会員の投票の開票は来年1月6日。
新顔の他の11人のメンバーは多分、ほとんど得票はないでしょう。
ベテランズ委員会の選考発表は12月7日、ウィンター・ミーテイングの初日
にインディアナポリスの会場で行われます。
「だれも元気なうちに当選させてあげたい」と、願っていますが。
了
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