ドジャースは10月4日、ロッキーズとの最終戦を飾り、ナ・リーグ1位の95勝67敗の
最高勝率を挙げ、地区、リーグ・シリーズともホーム・フィルド・アドバンテージを獲得
しました。
前日は、興奮するファンもまじえてのシャンパン・パーティー。その祝いの
残る日曜日、1回の4得点の速攻でロッキーズに連勝しました。この日も
5万1396人の満員。ヤンキースを抜いてMLB1位の動員記録を作りました。
376万1669人を記録。これで300万人以上は14年連続、360万人
以上は5年連続の人気はMLBのNO・1です。
ロサンゼルスだけは不況とは無縁のような野球人気でした。
今季の動員は2007年に次ぐ歴代2位の記録。ものすごい動員力では
ありませんか。
今年は名将・トニー・ラルーサ率いるカージナルスが相手です。
第1戦は17勝、防御率第1位のクリス・カーペンター。
第2戦は19勝の最多勝アダム・ウェンライトの強力な両輪が予告先発します。
今季はドジャースはカージナルスには分が悪く、2勝5敗(ホーム1勝2敗)
と完敗しています。カージナルスはMVP最有力のアルバート・プーホルズ一塁手
と、4番・マット・ホリデー左翼手の猛打コンビが好調。
どうみても、ドジャースは不利です。
これまでは2回、ポストシーズンで対決していますが、1985年(この年は
ドジャースがリーグ最高勝率を挙げた年です)は、リーグ・シリーズで2勝4敗、
2004年も地区シリーズで1勝3敗。2回とも涙を呑んでいます。
ドジャースは5、6日は連休。「疲れを取ってフレッシュな気分で第1戦を」
と、ナインをねぎらい、休ませました。
第1戦は7日(水)午後6時37分開始。第2戦の開始時間は、
ヤンキースとの関連でまだ未定です。
14回目のポストシーズン(最多タイ)を迎えるジョー・トーリ監督。
2日間のリフレッシュでどんな作戦を見せるでしょうか。
了
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