毎日、ハラハラしながら見守ったドジャースは、10月3日(土)満員、売り切れの
ドジャー・スタジアムで、5-0とロッキーズを破り、西地区2連覇をついに達成
しました。
今季初の5連敗、得点どころか、ヒットも打てず、ファンの激しいブーイングが高まる中、
無得点の均衡を破ったのは7回、伏兵、ベリアード、ロレッタの代打起用が成功、
打者一巡の5得点。ファンは大歓声を挙げて勝利を祝いました。
これで、10月7日から始まる地区シリーズは、ロサンゼルスのホームで、中地区
首位カージナルスを迎えます。惜しくもワイルドカードに落ちたロッキーズは、
同じ7日からフィラデルフィアでフィリーズと対戦します。
ロッキーズを迎えた第1戦(2日・金)はヘミネスに完敗。特に4番・ラミレスは
4打席オール三振。ファンの怒りの声は頂点に達したほどです。
3割4分もあった打率は・290まで急降下。9、10月は・216の不振で、残塁の
ヤマ。ラミレスが普通に打てば、もっと早く優勝は決まっていたでしょう。
苦悩のジョー・トーリ監督は「彼は自分の打つ球を見失ってスイングが乱れて
いる。立ち直った欲しい」と、前夜コメントし、暗に激励のメッセージでしたが、
しかし、この日も、ラミレスの打球は左翼へは飛ばす、5点目のタイムリーも、
右翼へのテキサス安打でした。まだまだ、本来の猛打とはほど遠い感じです。
この日は、ブルックリン時代の生き残り、トニー・マリノスキーさん
も応援に駆けつけました。100歳の最年長生き残り選手です。
1937年に1年だけプレーした内野手です。
その応援に応えたドジャース。地区連覇は1977、8年以来、31年
ぶりの歴史的記録です。
トーリ監督は14年連続のプレーオフ。とうとうボビー・コックス監督
(ブレーブス)と並びました。さて、地区シリーズは?
了
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