カナダ観光局のEメール通信「月刊メープルクラブ」最新号が届きました。
うれしいニューズは「バンクーバー国際空港からダウンタウンへ最新鉄道が開通しました」
という知らせです。
バンクーバー国際空港から「カナダライン」が8月17日に開通。市内へ26分で到着
します。料金はわずか3㌦75㌣(約300円)の安さ。最新車両を使い、広々とした
車内は荷物を持つツアーの方々にはありがたい乗り物。各ターミナルにも直結。
空港内部の3スポットは無料。空港を出てから有料になります。
来年1月からは2㌦50㌣加算されて、大人1人6㌦25㌣に値上げされますが、
タクシー代金の約10分の1です。
これで郊外へも結ばれますし、足の便がなかったリッチモンド地区にも路線は伸び、
うまい、と評判の中華料理を食べに行くこともできます。
カナダの現地リポーターで「カナダまかない日記」のブログを載せている
タマコーさんは「リッチモンドへ気軽に行けるのは一番助かります」
と、弾んだ調子で紹介されています。
テッド古本さんは選手だった父君の歴史をまとめた「バンクーバー朝日」を
出版されましたが、朝日の旧跡を訪ねることも楽になりましたし、日系人
の苦闘の歴史を所蔵している「日系博物館」も、空港から一気に行けます。
バンクーバー市は車の渋滞を解消しようと、鉄道に力を入れてきたので、
これで、2010年2月開幕のバンクーバー五輪への観光も便利になりました。
バンクーバーは野球の歴史も古く、町は美しく、大変いい町です。
気軽に訪問できるようになり、ツアーの人気は高まるのではないでしょうか。
(了)
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