このファンのつどいは、ライアン氏を招くために、同氏の日程に併せて組んだ、
と言われています。
「私は今はレンジャーズ会長の立場にいるので、チームの
ホームゲームがあるときは、テキサスを離れるわけにはいかない」と、返事が
あったため、レンジャーズの東部遠征(タンパ、ニューヨーク)で会長が同行
される日を選んで設定したものでした。
この会合に集合した人々は、カード・ショーの有料サイン会へ出席しましたが
(これはファンのつどいの翌日、8月23日・日、ニューヨーク郊外の
ロングアイランド・ヒルトン・ハンチングトン・ホテルで開催)。
ここで一番ギャラが高いのはライアン会長。199㌦(約2万円)。シーバー投手
は99㌦の半値。これは、なぜか、というと、シーバーは多くのメイカーと
メモラビリアの契約を結び、サイン会も多いので、年間数多くの会合を
こなしているのですが、反対にライアン会長は、あまりサイン会には
でないので、手に入りにくいからギャラは高い、のだそうです。
ロングアイランド・ヒルトンはビーチにも近い景勝地ですが、アクセスが不便
で、蓮見さんも行くのは諦めた、と言われています。
蓮見さんが試合を観戦していて驚いたのは、フィリーズ・ファンの大暴れでした。
試合はフィリーズが4-1で勝ちましたが、セレモニーにも黙っておらず、
ヤジを飛ばす。メッツ・ファンに喧嘩をふっかける、乱暴で連行される、という有様。
「いい加減にしてちょうだい」と、思わず蓮見さんは叫んだほどの狼藉ぶりでした。
これが、ナ東首位のチームのファンのやることでしょうか。
彼らはチェーズ・アトリー二塁手の26番ジャージー、殿堂入りしているマイク・
シュミット三塁手の20番を着ての応援です。
シテイ・フィールドの光景が目に浮かびますね。
了
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