ラソーダ氏は、現在、ドジャースのオーナー兼会長、副会長の
フランク・マコート・オーナー夫妻の特別顧問で相談役、として在籍しています。
ドジャース組織には60年も長い在籍になります。
一貫して流れているのは、組織への忠誠心。野球への衰えない情熱でしょう。
ワールドシリーズ2回、ナ・リーグ4回、地区8回の優勝。オールスターの指揮も
4回(3勝1敗)。1997年にはベテランズ委員会の推薦でクーパースタウン殿堂入り。
シドニー五輪では金メダル。通算1599勝、1439敗、勝率・526。
その実績は偉大なものがあります。
ラソーダ氏の特筆される特技のすごさは、その、巧みなスピーチにあります。
今も、年間100回を超える講演の依頼があり、世界を飛び歩いて聴衆を
魅了しています。
ドジャース最後のワールドシリーズ優勝になった1998年は、まさに、
ラソーダ魔術で得た王座でした。
ジョー(JO)夫人とは結婚58年。その息の合うコンビは見事なものです。
シカゴ市西テイラー通りにある、イタリア人街の「全米イタリアン・アメリカン
スポーツ博物館」の入り口には、夫妻の大きな肖像画が掲げられています。
ラソーダ氏はイタリア移民の血が流れているのです。
8月25日、脳腫瘍で77歳の生涯を閉じた、エドワード・ケネデイ上院議員の
肖像画も、スミソニアン肖像画博物館の1階通路壁に「イン・メモリアム」
として、掲げられました。
ケネデイ議員はマサチューセッツ州選出で、レッドソックスの熱烈なファンでも知られ、
レッドソックスは死去を悼み、半旗を掲げて黙祷を捧げました。
この作品は、アンデイ・ウォホール画伯がシルクスクリーンで描いたもので、兄の
ジョン・ケネディ大統領の肖像画とともに、末永くこの博物館に伝えられます。
了
松原さん初めましてm(_ _)m300勝達成後の ランディジョンソンの情報 お願いします
投稿情報: MLB | 2009年9 月28日 (月) 07:42