4位に低迷しているメッツに、またも悲報です。
今季、中5日のローテをきちんと守り、期待に応えていた、左腕エース、ヨハン・サンタナ
投手が左ひじの遊離軟骨除去手術を受けることが決まり、戦列を離れました。
「チームの役に立てなくて残念です。来春のキャンプには間に合うように、リハビリ
を続けます。待っていてください」
と、本人のコメントも悔しそうです。
前半までは、7勝2敗、防御率1・77と、投げれば勝つ、安定したマウンドでしたが、
後半は6勝7敗、4・02。通算13勝9敗、3・13に落ち込み、チームもダウン。
優勝争いから脱落しました。
メッツは「これ以上、無理をさせては将来にかかわる」と、精密検査の結果、
「1日も早く痛みの原因を取り除くしかない」と、内視鏡手術に踏み切りました。
さらに、先発のO・ペレスも右ひざ手術、救援のJ・プッツも右前腕の筋肉部分
断裂で手術。2人とも今季アウトの悲報連続です。
それにしても、レギュラーの故障が何と多いことか。
2度も故障リスト入りのカルロス・ベルトラン外野手を始め、ホセ・レイエス遊撃手、
脳しんとうのデビッド・ライト三塁手、カルロス・デルガト一塁手ら、12人も
ベンチにいないのです。
これでは、激戦のナ東地区で勝てるはずがありません。
また、ようやく再起したクローザー、ビリー・ワグナー投手も「優勝を狙える
球団がいい」と、一度トレードなし、の契約条件を理由に拒否した移籍をOK。
レッドソックスへ去りました。
もう、マイナーの若手でやるしかないメッツ。かってのミラクル、奇跡は
起きないでしょう。来年、全員、健康で再起して欲しい、ものです。
了
コメント