マイナー・リーグは8月で今季の日程を終了。9月初旬にはプレーオフに入ります。
「マイナー・リーグ・ベースボール・ニューズ8月号」では、1Aからのファン動員集計
を載せていますので、紹介しましょう。全体としてマイナス2・9%のややダウンです。
今度、新たに殿堂を創設、と書いた「フロリダ州立リーグ」は、最多の伸びを記録した
のが目を引きます。
今季は568試合で86万7162人を動員。平均1527人。昨年の平均1358人
を上回る12・5%の伸び。フロリダ各地の住民数、ファン数を考えれば、
大変な伸びではないでしょうか。マイナー全体のトップへ躍進とは、立派なものです。
最多のマイナス24・2%のダウンしたメキシコ・リーグが目立ちますが、
マイナーの最高峰3Aのインターナショナル・リーグは、平均7112人動員を記録。
マイナー王者の人気は動きません。
同じ3Aのパシフィック・コースト・リーグは、平均6278人。マイナス1・7%です。
今季からマイナーリーグの新会長に就任した、パット・オコーナー会長は、
「今年度は天候不順で約70試合が雨で順延、中止されたことを思えば、
3%のダウンで食い止めたのは、マイナー各クラブの日々の営業努力を称えたい。
最終ゴールは、記録イヤーの昨年とほぼ同じ数字になるだろう」と、話しています。
これは7月終了の集計ですが、マイナー全部で7552試合、3054万4398人。
昨年との平均動員比較は120人。2・9%のマイナスです。
8リーグは増加しています。各地方に根附くマイナー・リーグは、どこに行っても
楽しめる、と思います。
了
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