ナショナル・リーグも、観客動員の減少傾向はア・リーグと同じです。
微減、微増のチームが多く、何とか、横ばいでここまできました。
ショックなのは、昨年”サヨナラ・シェイ”人気で404万人動員の記録を作った
メッツの大幅ダウンです。せっかく新球場「シテイ・フィールド」をオープンしたのに、
1試合平均動員は4万人にも届かず、3万9217人の不入り。昨年満員続きで
リーグ最多の5万1165人も集めたのはウソのような寂しさです。先週、チケット
の半額割引を発表。いわば、投げ売り状態です。本当に「こんなはずじゃなかった」
という嘆きの声が聞こえてくるようです。
開幕戦(4月13日・パドレス)さえ4万1007人がやっと。4万人台は18試合
しかなく、あとの40日は3万台。すべて4万1000人台を記録した、ニューヨークの
ライバル、ヤンキースとの地下鉄シリーズも3連敗のありまさでは、
ファンも見放すのではないでしょうか。
今季平均4万人台をキープしているのは、ドジャース、フィリーズ、カージナルス、
カブスの4球団だけ。増加球団もマーリンズの1192人がベスト。ブリュワーズ
は545人、ジャイアンツも161人の微増。各球団の悲鳴が聞こえてくるようです。
あと大幅ダウンは、パドレスのマイナス5575人、ダイヤモンドバックスの5210人、
アストロズの4153人。新球場2年目のナショナルズも最下位を独走していては
マイナス5496人もやむを得ないでしょう。
いまのところ、動員アップの妙案もキャッチしていません。
了
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