最近、目を見張るのは、ナ・リーグ西地区ロッキーズのスパートです。
一時、首位・ドジャースと9ゲーム差もあったのが、24日終了で「3差」まで追い詰める
快進撃。
お忘れではありませんか?2007年ラスト・スパートのものすごさを。
この年も、8月は最下位の5位だったのが、9月終盤には、一気の11連勝で
ワイルドカード出場をほぼ手中にしていた、パドレスに最終戦で追いつき、
パドレスとの1試合のプレーオフは、延長13回、逆転サヨナラの快挙で見事、
プレーオフへ。
さらに、地区(フィリーズ)、リーグ・シリーズ(ダイヤモンドバックス)
ともにストレート勝ち。まさに、あれよ、あれよのナ・リーグ優勝でした。
さすがに、ワールドシリーズは、力尽きて、レッドソックスにストレート負けの
完敗でしたが、当時の”ロッキー旋風”は、本当にすさまじいものでした。
今年も、5月29日、首位ドジャースから13・5差の最下位にあえいでいたのが、
この日、クリント・ハードル監督を解任、ベンチ・コーチのジム・トレーシーに
交代させると、6月4日から11連勝、1敗をはさんだ6連勝で息を吹き返し、
7月2日に2位へ上がり、24日のジャイアンツ戦は、延長14回、3点を失う
ピンチも、その裏、何と、スピルボーグが逆転サヨナラ満塁本塁打の
離れ業です。3位・ジャイアンツに4差を附け、ワイルドカードの首位に
躍り出ています。
外電は”ネバー・セイ・ダイ”(決して諦めない)ミラクル・ロッキーズ、と
大騒ぎです。
閉幕の10月4日まで、まだ37試合もありますが、得意のホームが22試合
も残っており、特に、西地区相手には、4球団すべて6試合ずつの24試合
もあります。
ドジャースとは、25日からホームで、最終はロサンゼルスでの各3連戦。
首位を奪うのも不可能ではなく、ロッキーズのミラクルぶりは注目のマトです。
了
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