メッツの看板三塁手、デビット・ライトが、15日、ニューヨークでの対ジャイアンツ戦
でジャイアンツの先発、マット・ケインの速球がヘルメットを直撃。左耳上部に
当たり、ヘルメットはボールの勢いではね飛ばされるアクシデントがありました。
すぐに緊急入院。幸いCTスキャンでも異常はなく、16日に退院しましたが、
まだ、頭痛を訴えているので、今後の経過次第では予断を許さない状況です。
いまのところ、脳しんとうの診断で、休養しかありません。
メッツは毎日検査を続けて回復を待つ、としています。
この頭部直撃の事故は怖いのです。ライトも最悪なら今季休養、もある
とメッツ首脳陣は慎重です。
頭痛が引かずに、選手生命を絶たれた選手もいます。ヘルメットのなかった昔は、
事故死までありました。今は重体は避けられますが、同じ15日、
ドジャース黒田投手も投球中に打球に直撃される事故が起きました。
この打球は逃げようがありませんでした。黒田は意識もあり、1日
入院しただけで、16日には退院しましたが、今後、いつ再起できるか?の
ようです。
ライトは打率・322、8本塁打。55打点。メッツでただ1人、元気だったスター
なので、チームはライトを失ってはまさに壊滅状態のピンチです。
1番・レイエス遊撃手、3番・カルロス・ベルトラン外野手、
5番・カルロス・デルガド一塁手の3人が故障したまま。投手陣もJメインを始め、
3人も故障。これでは4位も仕方がないでしょう。
ライトは1試合欠場しただけで頑張っていたのに、不運の事故でした。
内野の控えA・コーラも手首痛で無理な状態。メッツの暗雲が晴れる
のはいつでしょうか?。
了
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