アムトラック「アセラ号」でニューヨーク入りしましたが、車内はほとんど満席の混みよう。
やっと、アメリ人の隣に座ることができて、ほっとしました。空港の荷物検査、厳しい
チェックを考えると、鉄道の方はすぐ、ダウンタウンに出られますからはるかに楽。
そう思う旅行者は多いのではないでしょうか。
久々のマンハッタンは人の波。どこに経済不況の暗さ、失業者の多さがあるのか、
見ただけでは分かりません。鉄道駅「ペン・ステイション」から地下鉄で42丁目の
グランド・ハイアット・ホテルへ。ここは、地下鉄網が直結。郊外鉄道の連絡駅
グランド・セントラル駅とも結ばれている、アクセス至便のホテルです。
かっては300㌦以上の高級料金でしたが、不況のせいか、1泊199㌦(曜日
によって料金は変動しますが)でOKでした。
地下鉄はワシントンと同じように、「メトロ・カード」が便利。いちいち窓口で
片道券を買うのでは時間がかかるばかりです。
左上の画面をクリックしてゆくだけで簡単に買えます。
しかし、並んでいるマシンには「「お札は使えない!」と、警告が出ているのも
あります。その表示を見ず、何回やってもだめ、という失敗もありました。
このメトロ・カードは丈夫で、何回もチャージできる便利なカード。
これだと、入り口でさっと通すだけで扉は開きます。
1回2㌦ですから、乗る回数を計算して10㌦券などは使いやすい、と思います。
ニューヨークの地下鉄は、昔は落書きだらけ。暗く、怖い、と、言う評判でしたが、
相次いで新車を投入。車内の壁には「電光方向図」が行く先を示してくれます。
路線に駅に止まる駅が明示されており(急行と各駅停車のローカルがある)
「あといくつ乗ればOK」ということがすぐ分かるので親切な表示になりました。
止まった駅はサインが消えてゆくので一目で分かります。
「次は何駅」という、別の赤のサインも上部にあるので、安心です。
ニューヨークの地上は車(タクシー)のラッシュ。バスも走り、道路混雑で動かないのですね。
路線表を手に入れ、「どこで降りるか」を考え、後は徒歩で行くのがベターです。
快晴のニューヨーク。いざ、ヤンキー・スタジアムへ。
(了)
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