マイナー選手が４５試合連続安打

マイナー・リーグ・ニューズ７月号が届きました。

注目のニューズは「カリフォルニア・リーグ（１Ａ）で４５試合連続安打の新記録」

ができた、という話題です。

新記録を作ったのは、ハイ・デザート・マーベリックスのジェームス・マクオーエン外野手。

5月１０日からスタート。7月１０日まで打ち続けたもので、マイナー史上第８位にランク

される記録です。この間、マクオーエンは打率・３９８、二塁打６本、三塁打５本、

本塁打3本。３４打点。これまでの記録（３５試合。１９９２年のブレント・ゲーツ＝モデスト。

２００７年クリス・デービス＝ベイカーズ・フィールド）を１０試合も上回る快挙でした。

マクオーエンは２００７年、フロリダ国際大学を卒業してプロ入り。

マリナーズが同年のドラフト6位指名しました。まだ２３歳の左バッターで快足です。

近い将来、昇格して、イチローと一緒にプレーする日も来るかもしれません。

マイナーの連続試合安打記録は、１０１９年に６９試合を記録した

ジョー・ウィルホイト（ウィチタ）が最高で、次いで、１９３３年に６１試合連続安打

し、ヤンキースの昇格したジョー・デイマジオ外野手がいます。

ジョーの記録はサンフランシスコ・シールズで作ったもので、これは、今も、

シールズの記録で残っています。ディマジオはヤンキースで５６試合連続安打し、

今も不滅の記録で破られていません。

ハイデザート・マーベリックスはロサンゼルスに北部の小都市、アデラント

にある球団で、以前はブリュワーズ所属のマイナーでしたが、マリナーズに

変わり、4月から９月まで南北2地区（５球団ずつ）に別れて試合しています。

1試合平均動員は１７０４人。選手はこういう環境から巣立ってゆくのです。

了