7月14日のオールスター・ゲームへ、あと2週間。セントルイス市ダウンタウンの
「アメリカ・センター」で開催されるファン・フェストに、地元のカージナルスを始め、
殿堂入りのスーパースターが多数出演するのが6月26日、決まりました。
これは、7月10日から球宴試合日の14日まで5日間行う、ファン・サービスの一環
で、チケット入場者なら、だれでも無料でサインがもらえます。スターは野球教室
も同時に出演。子供たちに、正しい野球を手を取って教えます。
初日の10日はウィリー・クラーク一塁手(ジャイアンツ)ロリー・フィンガース投手
(アスレチックス)ら10人。2日目の11日はファーガソン・ジェンキンス投手(カブス)
ロビン・ロバーツ投手(フィリース)アール・ウィーバー監督(オリオールズ)
ら10人。3日目の12日は「オールスター・サンデー」の一番にぎやかな日
なので最多の11人。ボブ・フェラー投手(インディアンス)トニー・グォイン外野手
(パドレス)ハーマン・キルブルー一塁手(ツインズ)。
4日目の13日はルイ・アパリシオ内野手(ホワイトソックス)アンドレ・ドーソン
外野手(エクスポズ)ら9人。最終日の14日はグーズ・ゴセジ、トミー・
ジョン両投手(ヤンキース)ら7人。
OBの数人は連日、会場に来る予定で、広大なコンベンション・センターの会場は
MLBの貸し切り。「史上最大の広さ」と、宣伝しているように、市と、カージナルス
がタイアップしたイベントになるに違いありません。
ランバート国際空港からライト・レイルの鉄道が市内へ通じており、
コンベンション・センター駅下車。目の前です。アクセスの良さは最高。
チケットは大変高く、大人30㌦。子供25㌦。家族パックだと5㌦引きですが、
昔のファンフェストチケットは10㌦以下だったのを思うと、近年の値上げはこたえます。
もう19年目の開催になりました。
年々フェストの規模は大きくなり、よほど大きな会場がないと、
開催は不可能になりそうです。オールスターが決まると、主催球団は
1年以上も時間を掛けてイベントの準備に入ります。
資金準備が万全でないと務まりません。入場者数も評価される、MLBの査定評価
は厳しいから大変です。
来場した1日を、どう会場で遊んでもらえるか、地元各球団は知恵を絞ります。
会場の便利さも重大な条件。セントルイスは球宴と併せ、「何とか、ともに成功させたい」
と、懸命の毎日です。
了
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